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　ＳＫＥ４８が１２日に新曲「Ｔｉｃｋ　ｔａｃｋ　ｚａｃｋ」をリリースする。同曲でセンターを務める熊崎晴香（２７）がこのほどスポーツ報知の取材に応じ、思いなどを語った。

　グループ３４枚目となるシングル曲。時計の針の動きを示す「Ｔｉｃｋ　ｔａｃｋ」という歌詞と共に流れる、リズミカルな曲調が聴きどころとなっている。

　熊崎がセンターを務めるのは、２作連続２回目。初抜てきとなった前作の「告白心拍数」に続いての大役に「１作だけだと自分の中で記念に終わってしまう感じがして嫌だった。どうせなら２作続けて（センターに）立ちたいと思っていたので、ファンの方に恩返しできてすごくうれしかったです」と喜びを爆発させた。

　初センターの前作については「プレッシャーだったり、背負うものがたくさんありすぎて、楽しむだけで行ける場所ではなかった」という。「考えることは増えましたし、自分らしさっていうのは欠けてしまったんじゃないかなと反省点としてあります」。今作では、それを糧に成長を見せるつもりだ。

　２０１２年に加入してから約１３年。後輩も多くなったが、今のポジションを譲る気は一切ない。「すごく魅力のあるメンバーがたくさんいますし、私もうかうかしてられない。センターに立ちたいって宣言しているメンバーもいるので、切磋琢磨（せっさたくま）して大きなグループにしていけたら」。センターを確固たるものにするため、全力を注いでいく。（松下　大樹）

　◆熊崎　晴香（くまざき・はるか）１９９７年８月１０日、愛知県出身。２７歳。２０１２年１１月、ＳＫＥ４８に第６期生として加入。愛称・くまちゃん。趣味は競馬、中日ドラゴンズ応援。身長１６０センチ。血液型Ｏ。